3月10日 協力隊活動報告会!ありがとうございました〜!リポート
新庄市 の例の会(新庄市地域おこし協力隊活動報告会&トークセッション)@新庄市民プラザ
来てくださいましてありがとうございましたー!!!
すずちゃんや、諒さんの活動などもこれで少し伝わったかな?と思います!
悠樹くんと私は3月いっぱいで任期は終了となりますが、その後も新庄におりますので よろしくお願いいたします。
「当日行けなかった!いきたかった〜」という声も多く届いております。(お世辞でも嬉しいです。)
4名の報告内容の一部を個人的主観をたっぷり織り交ぜながらご紹介いたします。
「初めてづくし」
新庄市に来て感じたことや、ふるさと歴史センターでの活動について。
社会教育課 ふるさと歴史センター所属 岩本 涼花(1年目)
岩本さんは、現在『ふるさと歴史センター』で活動をしています。
新庄に来る以前は東洋美術学校保存修復科で学んできたとのこと。幼い頃からの夢である『学芸員』になるために、新庄市地域おこし協力隊の活動を通じて歴史資料に関わる仕事をしています。
現在の活動は、活動内容①にあるように、歴史センターの膨大な展示物についているキャプション(添えられた説明文)をわかりやすく、見やすいものに1つ1つ変更しているっているそうです。従来の名前だけのキャプションではなく、どのような用途で使われていたかの説明や英字解説をつけています。また企画展も手がけ始めているそうです。
すごく細かい仕事ですが、重要な仕事ですね!
まだ1年目ということで、3年間最終目標などはまだ見えていない、とのことでしたが
岩本さんの夢をまず叶えて欲しい!ということと『学芸員』というような専門的に地域の価値を見れる人がこの地域内にきてくれたことを嬉しく思いながら今後の活動を応援していきたいと思います!
「効果的なPR」とは?
新庄市に足りないのは「効果的なPR」。広告業界経験者が考える打開策。
商工観光課 企業立地・商工振興室所属 高橋 諒(1年目)
高橋さんは、広告業界にいた経験から『効果的なPR』とは?という視点でのお話でした。
この先はネタバレになるのですが、広告・PRは『入り口』になります。そこでの印象がイマイチだと、その先にどんなにいいものや美味しいものがあっても中々踏み込んでもらえません。PRとは何か?ということからその手法に関してなど限られた時間で紹介していただきました。
高橋さんは、新庄市のキャラクター「かむてん」のグッツや新庄まつりマスキングテープなどを手がけ、今後も広告・PRの技術で新庄市内で活動していくとのこと!
こういう技術者、地方には必要です。
今回の新庄市地域おこし協力隊活動報告会のチラシデザインも高橋さんにお願いしました!
今後も新庄の足りないPRに手をかけていって欲しいです。
農家の学び舎「明倫堂プロジェクト」
農家ではない人間が農業の取組みに参加すること。
農林課 農村整備室所属 渡邉 悠樹
「農」「農」「農」とタイトルから並んでいますが、スライドの数が違うね、さすが3年目。はじめに言っておきたいのですが、「3年間の活動報告を20分でする」のには無理があります。が、悠樹さんはそこをしっかりしていて偉いなぁと思いました。(余談)
悠樹さんは、「明倫堂プロジェクト」として農家ではない人間が農業の取組みに参加することで生産者を支援するような取り組みをしてきました。図の2−2にあるように、農家と外の団体などとを繋ぐ事務局の役割を担っています。
農業というのは天気や植物の生育状態に合わせて動きを変えていきます。そうするとどうしても日々事務仕事をするということはかなり難しいです。
そんな『農家のつくえ』を代行するような仕組みを今構想中とのことです。
流通の仕組み、生産の力、いろいろな面でまだまだ課題もあるかと思いますが、課題を1つ1つクリアしていきながら、これからの時代にあったサービスを生み出していくことを応援していきたいと思います。
最上のくらしの作り方
過去から未来が見えるのではなく、未来は自分たちで作れるという話。
商工観光課 クールジャパン新庄推進室所属 吉野 優美
(活動報告、写真を入れすぎまして…20分の持ち時間で、スライド80枚も作ったので、だいぶ割愛します。)
私は新庄駅前にあるコワーキングスペース・ゴサロでの活動を通じて感じたこと、そこで立ち上がった「空き家プロジェクト」の報告、また 昨年9月に立ち上げた「一般社団法人 最上のくらし舎」でやっていくことなどお話ししました。
「空き家」をテーマに勉強会を重ねたら、関心度が高く!活動を通じてできそうなことも多く見えてきました。
しかし、みえてくる課題も多く、「空き家」には「暮らし」に直結した問題が多くあるのだなと感じました。
昨年の春から始めた活動ではありましたが、たくさんの方々からご協力をいただき、また新庄信用金庫の協力を得て行うことができ、信金を通じて日本財団さんから助成金を受けることができました。
今、その資金を元に空き家を1軒改装工事しており、2018年ゴールデンウィーク明けくらいから新しい場所をオープンさせるため、進めています。
3年間の活動拠点としてあったゴサロは、私の人気終了とともに閉店となりますが、新しい場所で次の一歩を進めていきたいと思っています。
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4人それぞれの活動報告はざっと以上。割愛しすぎておりますので、詳しくは協力隊それぞれに連絡をして聞いていただけると嬉しいです。きっとみんな答えてくれると思います。
その後のトークセッションや質疑応答などは次の記事でご紹介します!
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