雪の下野菜 – 新庄市産直まゆの郷のユニークな試み –

新庄市の「しんじょう産地直売所運営協議会」(産直まゆの郷)は、雪山に埋めて甘みを凝縮させた「新庄の雪の下野菜」のブランド化を目指すという試みを始めました。
新庄市の農家でつくる野菜を扱う産直まゆの郷にて、2月4日から販売開始されており、反応は上々のようです。

雪の下野菜とは

雪の下野菜とは

雪の下野菜とは

冷蔵状態の雪の下で育つ野菜は、自分が凍らないように糖度を増して味が濃くなります。
調理では薄味に仕上げても、野菜のしっかりした味わいになります。

市内の農家の多くは、新鮮な状態を保つため畑や自宅敷地内に積もった雪の中に収穫した野菜を埋めて保存しています。
野菜は低温に耐えようとする自衛本能で、糖分を増やすため、甘みがより強くなるとされています。
60日以上保存すると効果が表れると地域内で言い伝えられてきたとのこと。

雪の下に埋めておいた野菜を掘り起こし、水で洗った後店頭に並びました。

掘り出した野菜たち

掘り出した野菜たち

野菜を洗う職員さん

野菜を洗う職員さん

陳列された雪の下野菜

陳列された雪の下野菜

この土地の環境を利用してブランドにしていく。
こういったユニークな取組みが増えて行くと、より面白い地域になっていくのではないでしょうか。

山形県は、日本の中でも雪が多くて寒い地域です。
昔の人達は、この環境を利用して様々な保存食を考えてきました。

“凍み大根”や”凍み餅”、”鮭(よう)の新切り”等、この地域で生きて行く知恵が詰まっています。

現代では、インフラも整い科学も進歩し、昔と比べるととても便利な世の中になったのだと思います。
一方で、考える力が、”何か別のモノ”頼りになっている面も垣間見えてきます。

今回の記事のように、膨大なコストをかけず、身の回りの環境を活かしたユニークな取組みを考えてみるのも面白いかもしれません。

ブランド化に限らず、目の前にある魅力に気づいてアクションを起こす。
そんな取組みをmog編集部では探しております。
耳寄りな情報ありましたら、教えて下さいね。

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