種ト01  -バックナンバー

taneto01

▼PDF データでご覧いただけます。

taneto-01omote (種ト/taneto 表:柄)

taneto01-ura  (種ト/taneto 裏:記事面)

 

taneto01

 

種トtaneto  01

最上伝承野菜フリーペーパー

 

「農家の手」

大切さが見直されてきた「最上伝承野菜」
これらの野菜を絶えさせてはならないと自家採種しながら栽培を継承し、引き継ぐ農家がいます。
その手の中には、先祖から受け継いできた文化、家族の絆、そして未来が秘められている。

 

「最上伝承野菜」

ずっと昔から育てられてきた、その土地に合った野菜が全国各地に多様にありました。
しかし近年絶滅への道を辿っています。
私たちが普段食べている野菜の多くは品種改良されている野菜です。
その種は、次年度に作物として成ることが難しく、1年で命を終えます。

固定種の種は毎年、種を取り、半永久的に「種」を残していけます。
「最上伝承野菜」は、最上郡の固定種の存命を願いをかけ付けた名前です。

 

なぜ、今「伝承野菜」

「豊富な豆類!」「真っ赤なカブ!」「とろとろの里芋!」「まん丸なナス!」「赤いニンニク!」

色も形もさまざまな野菜達は、山形最上地域の長く厳しい冬に備え、知恵をこらして先人が育んできた野菜と食文化です。

それを今つくっている多くは、おじいちゃん、おばあちゃん!農家さんが何世代にもわたり栽培し、種子を継承してきた風土になじんだ野菜たち。やっと注目されてきた「伝承野菜」の未来を決めるのは…そう、ワタシたち!
今、同じように思った人達のアクションが各地で広がっています。

 

最上(もがみ)って?
山形県のコメカミ部分(北東部)にあり、360度が山に囲まれている。
豊富な水源に恵まれ、寒暖の差があり美味しい作物が採れます。

 

 

種ト、話ス。

雪割菜(ゆきわりな):Yukiwarina

”雪解け”と共に残雪をかき分け出てくることから、みんなからは「雪割菜(ゆきわりな)」と呼ばれています!
雪深い最上地域で春の訪れはこの上ない喜び!私は葉物野菜が少ない初春に豊かな緑を食卓に添えます。
私たちが市場や産地直売所に出てきたら「長く寒かった冬がやっと終わり、春を迎えたよ!」という合図。
味は葉物の中でもクセがなく、私をさっとお浸しや和え物にしても優しい味わいになりますよ!(旬:5月中旬~6月上旬)

 

今どきレシピ:「雪割菜とナッツのマスタード和え」

材料/4人分 雪割菜…1束 ナッツ(アーモンドや胡桃)…適量 ☆マスタード・酢・オリーブオイル・砂糖…各大さじ1 ☆醤油…小さじ1

① 雪割菜をさっと湯通しする。ナッツは食べやすい大きさにカットする。
② ボウルに☆の材料を全て入れてよく混ぜる。
③ ②に①を入れて混ぜ合わせて完成。

 

弥四郎ささぎ:Yashiro-Sasagi

私はさっと湯に入れただけで、きれいな緑色になるのが自慢。香りも良く、料理では見た目も風味も良いので重宝されてきました。
真室川でずっと育てられてきたのですが、育てる農家さんが(種取りするのが面倒だという理由で…)1軒までに減りました。

最上伝承野菜!と認められるようになってから少しずつ育ての親が増えてきました。 1つの苗からグングン伸び、花が咲いた所にはほとんど実を付け、たくさん成ります!また多くの人が育ててくれると嬉しいな!(旬:7月上旬~9月下旬)

今どきレシピ:「弥四郎ささぎの肉巻き」

材料/4人分 弥四郎ささぎ…10本 豚ロース…10枚 塩コショウ…少々 サラダ油…適量

① 弥四郎ささぎをさっと湯通しする。豚ロースに塩コショウで下味をつけておく。
② 豚ロースに弥四郎ささぎを2本くらいずつ巻いていく。
③ ②を食べやすい長さにカットする。
④ サラダ油を薄くひいたフライパンで③を焼いて完成。 お弁当にもオススメ

 

種ト、コラム。

「農家の手」

はじめまして!山形から嫁に来て、新庄に住んで7年のオジマです。

最近は最上伝承野菜をPRするようになり「伝承野菜のオジマさん」と言われることが増えてきました。

”伝承野菜“というのは最上独自の表現ですね。他の地域では在来野菜や地場野菜と言ったりします。

”最上“って、地元の人には地名に過ぎないかもしれませんが、すごい名前ですよね、サイジョウ、ですよ。

毎日イキイキと畑に出ている農家さんに会いに行くようになり数ヶ月。
訪れる度に野菜はぐんぐん成長し、毎回どっさり野菜や山菜のお裾分けをもらってしまいます。

「お茶飲んでけー」と家にあげてもらい、おしゃべりしていると、そのうち「ままくってけー」と食卓にたくさんのご馳走が並びます。
この地域では、もてなしを断る方が無作法。冬に漬けられたカブ漬けは春でもパリパリ!採れたて雪割菜のおひたしはシャキシャキ!もう幸せです。お料理のコツなんかも教えてもらい話が弾みます。たまにお土産なんか持っていくと、もてなされて倍になってしまうので、いつまでも恩返しができないのです。

最近は農家さんの手をまじまじと見てしまいます。

春夏秋冬で作業が違うので、日に焼けたり水仕事をしたり、季節ごとに違う手になります。

風の谷のナウシカの「はたらき者のきれいな手」というフレーズを毎回思い出します。

写真を撮らせて、というと、はにかみながら手を差し出してくれます。

“農家の手”だけで写真集つくれそう。本当に素敵!(小嶋)

小嶋 可那子(おじま・かなこ)/最上伝承プロジェクトメンバー
どこでも軽トラで行く。自身でも最上伝承野菜を育て始め、創作料理が得意。
最近はなんでもポタージュにしてみるのがマイブーム。

 

ACTIVE 最上伝承野菜

最上伝承野菜イベントが次々に開催

 

今は、「食べる人」と「作る人」が遠くなり、その距離に比例して
パワーが行き届かない野菜が流通するようになりました。

距離が近くなると、いいことがたくさん!!!
実際に農家さんに会いに!伝承野菜を食べに!自分でも育てる!
そんなイベントがたくさん開催されています!その一部をご紹介。

 

最上伝承リレー

このプロジェクトでは、「山形最上伝承野菜を繋げるアクション」リレー形式で山形県内外で開催しています。

 

Batton on.1 &no.3
「くるみ豆を植える。」@山形県/新庄市エコロジーガーデン

最上伝承野菜の1つ「くるみ豆」を地域の人たちと一緒に植えるワークショップをしました。

今後も発育観察、収穫、乾燥を経て、冬には「豆腐作り」に挑戦します!

Batton on.2
「Umuiで食べる。」 @東京都/渋谷区池尻大橋 自然食カフェUmui

都内に住む「食」に関心の高いお客様との食事会。
農家さんの暮らし、野菜にまつわる話しをし、実際に食べてもらった1人1人から頂いたメッセージカードを農家さんへ渡しました。今後も各地で「作る人」と「食べる人」を繋ぐイベントを開催していきます!

最上伝承リレー、次回は…

畑ナス農家さん達と「ナス祭り」8月9日(土) @山形/最上川食堂

最上伝承野菜の1つ「畑(はた)ナス」を中心に、「最上伝承野菜フェア」の一環として交流会を開催します!

 

■伝承野菜が食べられる

kitokito marche niwa cafe @産直まゆの郷
毎回季節に合わせた「最上伝承野菜」を取り入れたメニューを提案。
カフェでは「今時レシピ」も無料配布されます♪

毎月第3日曜日 10:00~15:00
(8月のみ night marchの為、時間変更有)
詳しくは、「最上伝承野菜」で検索!

 

日々伝承野菜 < hibi-densho-yasai >

 

最上伝承野菜にまつわる情報をFacebookやタンブラーから日々お届けしています。
最新のイベント情報や、開催後レポート、農家さんの日々の暮らし、おいしいアレンジレシピなど!
コメントや質問もお気軽にして頂けるとうれしいです!

【Facebbok】http://www.facebook.com/denshoyasai.mogami
【Tumblr】http://mo-ga.tumblr.com/

 

最上伝承野菜 料理と暮らし

これからの生き方を見直すきっかけなる料理本
「最上伝承野菜 料理と暮らし」が2014年6月1日に発売されました!

この本は、新たなスタートの一歩。ここから更なる「伝承」が生まれる。

最上伝承野菜 料理と暮らし 166レシピ

「種ト/taneto」発行者情報

制作 吉野敏充デザイン事務所 最上特産物ブランド普及支援事業
お問合わせ 最上伝承プロジェクト contact@moginfo.jp (吉野優美・小嶋可那子)
発行元 最上総合支庁産業経済部

Bookmark this on Google Bookmarks